加賀友禅・牛首紬

取扱商品

 

 
前仁工房 作 市川 純一郎 作 雅染匠 作
 
笠瀬染工 作 着尺  

 

歴  史

   牛首紬の産地、石川県白山市白峰は、金沢から南へ約50㎞。

 日本でも有数の豪雪地帯で、積雪量は約4mになります。

 白山麓の最奥地、福井県境近くに位置し、日本三名山のひとつ霊峰「白山」の登山口の村として

 古くから知られています。

  旧白峰村は明治初期までは「牛首村」と称していましたが、養老元年(717年)に白山を開山された

 泰澄大師が「牛頭(ごず)天皇」を村の守護神としてお祀りになり、後に「牛頭」の文字にちなんで

 「牛首村」の名前が命名されたと伝えられています。

  また、言い伝えによると起源は約850年前、平治の乱(1159年)に敗れた源氏の落人によって

 村人に伝えられたとされています。

  江戸時代にはその独特の風合いが人気を得て全国に出回り、丈夫な紬の代名詞として「釘抜き紬」

 と呼ばれ、名を高めていきました。

 寛永20年(1643年)に「牛首布」と記された文献が残っています。

  産地の基盤である村が小さいこともあって小規模の産地のまま盛衰を繰り返し、昭和30年に滅亡

 寸前まで陥りましたが、村人の熱意により着実に復興し、昭和54年には石川県指定無形文化財に

 昭和63年には国の伝統的工芸品に、それぞれ指定されました。

 

 

牛首紬についてのお問い合わせは下記へどうぞ。

【担当】水本  【E-mail】yuzen@maruyos.co.jp

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